神鋼製品の“不使用”勧告 欧州航空業界に波及[2017/10/19 05:58]

 神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受けて、EU(ヨーロッパ連合)の航空当局は神戸製鋼の製品を当面、使わないよう航空機メーカーなどに勧告しました。

 ヨーロッパ航空安全庁は17日付の文書で、各企業に対して神戸製鋼の製品を使用しているかどうか確認するよう求めました。さらに、安全性が確認されるまでは可能な限り神戸製鋼製品の使用を見合わせるよう勧告しました。ヨーロッパ航空安全庁にはEU各国など32カ国が加盟していて、影響が広がりそうです。ヨーロッパでは、すでにエアバス社がデータを改ざんした製品を使用していないか調査を始めています。

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