中国7〜9月のGDP 成長鈍化の前年比6.8%の伸び[2017/10/19 17:06]

 中国の今年7月から9月までのGDP(国内総生産)は前の年の同じ時期と比べて6.8%の伸びとなり、1年半ぶりに減速しました。

 国家統計局によりますと、6.8%の伸び率は4月から6月までと比べて0.1ポイントの減少です。1月から9月までの道路や鉄道などのインフラ投資は19.8%伸びましたが、民間投資の伸びは6%増と振るいませんでした。一方、小売総額はインターネット販売の大幅な拡大が続き、前の年の同じ時期に比べて10.4%の伸びを続けています。
 国家統計局報道官:「1月から9月までの経済状況は安定していて、好転する傾向が続いている」
 1月から9月までのGDP成長率は6.9%で、中国政府が今年の目標としている「6.5%前後」は上回る見通しです。

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