CIA長官 北朝鮮“核兵器完成”の前提で対応すべき[2017/10/20 10:30]

 アメリカのCIA(中央情報局)のポンペオ長官は、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)への核弾頭搭載や大気圏再突入などの技術がほぼ完成に近付いているとの見方を示しました。

 米CIA長官、ポンペオ長官:「北朝鮮は(核・ミサイル技術の)完成に十分に近付いている。我々は北朝鮮がすでに目的を達成したという前提で対応すべきだ」
 ポンペオ長官は19日に開かれた講演会で、北朝鮮のICBMの大気圏再突入技術や核弾頭の搭載技術について聞かれ、「ほぼ完成に近付いている」との見方を示しました。また、金正恩委員長の目的は核兵器を持つことによる体制の維持であり、考えを変えさせるためには国際社会の圧力が必要だと強調しました。

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