カーター元大統領「いつでも可能だ」自ら訪朝に意欲[2017/10/23 12:46]

 北朝鮮情勢を打開するため、アメリカのカーター元大統領がトランプ政権に対して訪朝する意向を伝えていたことを明らかにしました。

 カーター氏がニューヨーク・タイムズのインタビューで明らかにしました。カーター氏は、友人のマクマスター大統領補佐官に対して「必要であれば私はいつでも可能だ」と自ら訪朝する意欲を伝えました。それに対して、トランプ政権は否定的な反応だということです。カーター氏は、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長はいずれも政権維持が目的で、行動が予測不能だとして現状に強い危機感を抱いていると答えています。カーター氏は1994年、北朝鮮の核危機の時に訪朝して故金日成主席と会談し、核計画凍結などを柱とする「米朝枠組み合意」に結び付けました。

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