「魔女狩りだ」トランプ氏 ロシア疑惑捜査に不満[2017/10/30 10:30]

 去年のアメリカ大統領選挙でのいわゆる「ロシア疑惑」の捜査について、トランプ大統領は「魔女狩りだ」と改めて不満を爆発させました。この疑惑を巡っては、30日にも初めての容疑者の拘束があると取り沙汰されています。

 アメリカの大統領選挙でロシアとトランプ陣営が共謀したという疑惑の捜査を巡り、トランプ大統領は29日、ツイッターに「“共謀”は存在しない。よこしまな政治目的のために魔女狩りをしている」と恨み節を書き込みました。さらに、「対立候補だったクリントン元国務長官や民主党の方が疑惑が多い。何かしろ!」などと、わずか24分間に4回も投稿しました。ロシア疑惑を巡っては、首都ワシントンの大陪審が容疑者の訴追を認めたとCNNテレビが報じていて、30日にも身柄が拘束される可能性があるとしています。容疑や氏名などは明らかになっていませんが、元側近などが拘束されればトランプ大統領にとって大きな痛手になりそうです。

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