米・ロス商務長官 「パラダイス文書」について反論[2017/11/07 08:00]

 アメリカのロス商務長官は、国際的なジャーナリストの連合が発表したいわゆる「パラダイス文書」で、ロシアの企業との関連が指摘されたことについて、「不適切なものはない」と反論しました。

 ロス米商務長官:「重要なことは、情報は公開されているということだ。不適切なものは一切ない」
 ロス長官は6日、イギリスBBCのインタビューに応じ、関係が深い海運会社との巨額の取引が指摘されたロシアのガス会社について、「アメリカの制裁対象になったことはなく、不適切な取引はない」と主張しました。海運会社の株式保有については、「情報は公開されている」としたうえで、ロシアの企業との交渉には関与していないと一連の報道を批判しました。アメリカ政府が公開した資料では、ロス氏が2014年までの2年間、海運会社の会長を務めていたことが記されていますが、受け取った利益などは明らかにされていません。

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