“パラダイス文書”トランプ氏やアップル社の名前も[2017/11/07 11:55]

 タックスヘイブン(租税回避地)に関する情報が大量に流出した「パラダイス文書」で、新たにトランプ大統領やIT大手「アップル」などの名前が取り沙汰されています。

 トランプ大統領は、イギリス領バミューダ諸島のペーパーカンパニーのオーナーとして掲載され、プライベートジェット機の売買で節税していたとされています。また、アップルはイギリスとアメリカで租税回避をしたと指摘されています。アップルは、アメリカのメディアの取材に「どの国でも納税を減らしてはいない」と反論しています。パラダイス文書で最大の流出元になった法律事務所は、実体のないペーパーカンパニーの設立などに携わったとされています。文書の流出について「ハッキングされたもので、不正行為があったという証拠は何もない」とコメントしています。

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