脱北兵士に40発超発砲か 車で逃走後に腹など撃たれ[2017/11/14 11:54]

 13日に韓国に亡命した北朝鮮軍の兵士は車で逃走を図った後に腹など5、6カ所以上を撃たれ、医師は「深刻な状態」と説明していることが分かりました。

 韓国国防省は14日午前の会見で、北朝鮮軍の兵士が13日に南北軍事境界線の板門店(パンムンジョム)で1人で車に乗って逃走を図ったものの、排水路で脱輪して車から降りたところ、銃撃されたと説明しました。兵士が搬送された病院の医師は「腹など5、6カ所以上、撃たれた傷があり、深刻な状態だ」と説明しています。韓国軍は北朝鮮軍が40発余りを発砲したものとみていて、現地を管轄する国連軍司令部と当時の状況を確認しています。

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