韓国・朴前政権への裏金上納事件 元駐日大使ら逮捕[2017/11/17 14:55]

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権時代に情報機関が大統領府に裏金を上納していた事件で、当時の情報機関トップの元駐日大使らが逮捕されました。

 韓国の情報機関「国家情報院」元院長の李丙ギ(イ・ビョンギ)容疑者らは、使い道を明らかにする必要がない特殊活動費約4億円を朴前大統領側に上納した贈賄などの疑いが持たれています。李容疑者は国家情報院長だった当時、上納金を毎月500万円から1000万円に倍増させたとみられています。韓国の検察は今後、公判中の朴前大統領からも事情を聴き、裏金の実態を調べる方針です。李容疑者は2013年から駐日大使を務め、国家情報院長の後に大統領秘書室長に抜擢(ばってき)され、慰安婦問題を巡る日韓合意を主導したとされています。

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