タイの施設で壁に穴開け…25人逃走 今も20人逃走中[2017/11/21 23:32]

 20日未明、タイ南部にある入国管理局の施設から収容されていた男25人が逃走しました。男たちはいずれも、中国の少数民族「ウイグル族」とみられています。

 現地メディアなどによりますと、午前2時ごろ、マレーシアとの国境に近いタイ南部ソンクラー県にある入国管理局の施設から、密入国の疑いで収容されていた男25人が逃走しました。そのうち5人はすぐに逮捕されましたが、残る20人は今も逃走を続けています。タイ警察当局によりますと、男らは鋭利な道具を使って壁2カ所に穴を開け、その穴から逃走したということです。また、収容施設の看守は「当時は雨が激しく降っていたこともあり、特別な音は聞こえなかった」と話しているということです。男らはいずれも中国の少数民族「ウイグル族」とみられ、警察が行方を追っています。

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