北朝鮮 安倍総理名指し…テロ支援国家再指定に反発[2017/11/23 11:46]

 アメリカが北朝鮮を再びテロ支援国家に指定したことを受け、北朝鮮は23日付の朝鮮労働党の機関紙で「厳重な挑発であり、乱暴な侵害だ」と強く反発しました。

 北朝鮮の労働新聞によりますと、北朝鮮の外務省報道官は「あらゆるテロのボスであるアメリカが、テロ支援国のレッテルを貼ったり剥がしたりすること自体に無理がある」と批判しました。そのうえで、「我々に手を出した行為が招く結果に、全責任を負うことになる」と牽制(けんせい)しました。また、「北朝鮮への敵対行為が続く限り、我々の抑止力はさらに強化されるだろう」として、今後も核・ミサイルの開発を続ける姿勢を示しました。さらに、北朝鮮の別の組織は声明で、「安倍一味や南朝鮮はご主人のアメリカの機嫌をとっているが、将来を憂慮するなら見苦しく立ち回るべきではない」と安倍総理大臣を名指しで批判しました。

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