エジプト軍が“テロ報復” 空爆で15人殺害と発表[2017/11/25 17:40]

 イスラム教徒ら235人が死亡したエジプト東部シナイ半島での襲撃テロを受けて、エジプト軍は犯行グループを狙って空爆したと発表しました。

 エジプト東部シナイ半島にあるモスクで24日、金曜礼拝を狙った襲撃があり、これまでに少なくとも235人が死亡し、130人がけがをしています。エジプト軍は事件の数時間後に現場付近の山岳地帯で空爆を実施し、犯行に使われた車両を破壊して犯行グループのメンバー15人を殺害したと発表しました。犯行声明はまだ出ていませんが、過激派組織「イスラム国」傘下でシナイ半島でテロを繰り返している「イスラム国・シナイ州」による犯行の可能性があり、その場合、これまで治安当局やキリスト教徒が主であった標的がイスラム教徒に拡大したことになります。

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