正恩氏、巨大発射台のタイヤ工場視察 国産化を評価[2017/12/03 11:54]

 北朝鮮の金正恩委員長は、先月29日に発射した大陸間弾道ミサイル「火星15」の移動式発射台に使われたタイヤの工場を視察しました。

 2日付の労働新聞は、金委員長が北部の慈江(チャガン)道にあるタイヤ工場を視察し、大型のタイヤの前で満面の笑みを見せる様子などを報じました。先月29日に発射した新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」は、片側に車輪が9輪ある新たな移動式発射台を使用していました。金委員長はこの発射台用のタイヤを製造するよう今年9月に指示していて、工場が命令を遂行して国産化が実現したことを評価したということです。金委員長は「国防力を強化するうえで車両を自前で生産し、タイヤを我々の力と技術、資材を使って日々、増える需要を満たさなければならない」と話したということです。

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