北朝鮮が「火星15」の写真を加工?過去にも疑惑が…(2017/12/06 18:43)

 北朝鮮が公表したミサイル発射の写真には不可解な点があると指摘する声が上がっている。

 不審な点があると専門家が指摘しているのは、いずれも北朝鮮が公表した「火星15」打ち上げの瞬間の写真だ。立ち上る煙の特徴的な形から、ミサイルを挟んでほぼ反対側から撮られたものと考えられる。ところが、背景を明るくしてみると夜空に浮かび上がる星々のなかにこちらは、おおいぬ座とみられる星座が。一方、こちらにはオリオン座の真ん中部分の星の並びによく似た3つの星が確認できる。これらは本来、ほぼ同じ方角に見える星座。オランダ在住で衛星などに詳しいラングブルク博士によると、反対側から撮影したはずの写真に写っているのは不自然で、どちらか一方の背景を差し替えたのか、あるいは両方とも無関係な夜空と差し替えたのか。いずれにしても写真を加工している可能性があるという。北朝鮮の写真に加工疑惑が指摘されることは過去にもあり、2013年に北朝鮮が公表した軍事訓練の様子だが、アメリカの雑誌「アトランティック」は写っている船の数を水増ししている可能性を指摘。訓練の規模を誇張しようとしたとその意図を推察した。今回、ミサイルの背景を加工したとすれば、その意図はなんだったのか。一つは、ミサイルの打ち上げ場所の手掛かりを消そうとした説。だが、もしそうであれば星座を見えないように黒く塗り潰すだけでもよかったはずだ。同時に公開された1枚の写真がヒントかもしれない。発射前のミサイルの背景に満天の星空が写っている。黒い夜空の星を捉えるために、わざわざ露出を上げた形跡がある。つまり、発射の瞬間の写真を加工して星空を添えたのは、ミサイルを引き立たせようという北朝鮮の美意識だという説もある。

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