イタリア・ピザ職人の技術が無形文化遺産に登録[2017/12/08 08:02]

 イタリア・ナポリの伝統的なピザ職人の技術がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

 職人がピザ生地を空気を含ませるように手の上で華麗に回して形を整えると、まきの炎でこんがり焼き上げます。200年以上、引き継がれてきたイタリア・ナポリの伝統的なピザ職人の技術です。7日に韓国・済州島(チェジュトウ)で開かれたユネスコの委員会で、この技術が無形文化遺産に登録されました。現代のピザの原型が生まれたとされるナポリでは、その伝統的な作り方が師匠から弟子に伝えられる形で守られてきました。無形文化遺産にはこれまで、「和食」や「フランスの美食術」など食に関する登録も数多くされています。

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