ロサンゼルス山火事 観光名所まで迫り…20万人避難[2017/12/08 14:56]

 アメリカ・ロサンゼルス近郊で多発している山火事は火の勢いが衰えず、約20万人の住民が避難しています。

 山火事は4日の夕方に発生し、現在も6カ所で燃え続けています。焼失面積は4万7000ヘクタール、東京ドーム1万個分以上に上り、住宅や病院など約440棟の建物が全焼しました。また、20万人近くが避難し、北部では2人が死亡しています。強風によって火は瞬く間に燃え広がり、高級住宅街として知られるベル・エアーや観光名所であるサンタモニカの近くまで達しました。煙が住宅街を覆っているため、322の学校が今週末まで休校となりました。ロサンゼルス周辺では10日まで強い風が吹く見通しで、被害はさらに広がるとみられています。

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