米雇用統計 好調維持で政策金利引き上げ観測[2017/12/08 23:33]

 アメリカの先月の雇用統計が発表され、失業率は4.1%と低い水準を保って好調さを維持し、政策金利が引き上げられる観測が強まっています。

 アメリカ労働省が発表した雇用統計によりますと、先月の失業率は4.1%と10月から変わらず、2000年以来の低い水準を保ちました。また、景気の動向を最も敏感に反映する非農業部門の就業者数は22万8000人の増加と10月に比べてやや鈍ったものの、景気が上向きとする判断の目安とされる20万人を超えました。これらの好調な結果を受けてアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)が、来週の会合で政策金利を引き上げる可能性が高まっています。

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