針が止まったままの時計など…“核兵器反対”展示会[2017/12/09 10:03]

 今年のノーベル平和賞にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれたことを受け、授賞式の会場となるノルウェーのオスロでは核兵器反対を訴える展示会が始まります。

 12日から始まる展示会では、広島で被爆して亡くなった少年のかばんや弁当箱のほか、長崎の爆心地近くで見つかった原爆投下時間で針が止まったままの腕時計などが公開されます。展示にあたっては、広島と長崎の原爆資料館などが収蔵品を貸し出して協力しました。
 展示会の責任者:「被爆して亡くなった学生の弁当箱などで、来場者は核兵器の恐ろしさを理解しやすくなります」
 展示会は来年11月まで行われる予定で、主催者は「若い人にこそ、足を運んでほしい」としています。

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