「核戦力の完成振り返った」金委員長 父の命日前に[2017/12/09 11:49]

 朝鮮労働党の機関紙は金正恩委員長が北部の白頭山(ペクトゥサン)に登り、「核戦力完成の歴史的偉業を成し遂げた激動の日々を振り返った」と伝えました。

 9日付の労働新聞には、金委員長が革命の聖地とされている白頭山に登り、満面の笑みを見せる写真が掲載されました。金委員長は、先月29日に新型の大陸間弾道ミサイル「火星15」の発射実験成功による核戦力完成までの日々を感慨深く振り返ったと伝えています。また、近くの三池淵(サムジヨン)を訪れ、17日の命日を前に父の金正日総書記の銅像を参拝しました。今回の報道は金委員長の権威を高めるとともに、核・ミサイル技術をアピールして圧力を強めるアメリカを強く牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

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