今夜ノーベル授賞式 “被爆地”2市長が現地入り[2017/12/10 11:54]

 ノーベル賞の授賞式が日本時間の10日夜に行われます。平和賞にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれたことを受けて広島と長崎の市長が現地に入りました。

 2人の市長は、被爆地の代表として授賞式に出席します。授賞式を前に被爆者の遺品を集めた展示会を視察しました。
 松井一実広島市長:「被爆の実相を早く世界中に広めるということを今まで以上にしっかりやっていくということが今、重要な局面になっている」
 一方、広島と長崎の被爆者らが会見し、受賞の意義を訴えました。
 日本原水爆被害者団体協議会、代表委員・田中熙巳氏:「ICANが受賞して被爆者の役割も高く評価してもらえるということは、これからの運動にも大きな力になると思います」
 授賞式は日本時間の午後9時から始まります。

こちらも読まれています