「最も危険な緊張状態」国連と北朝鮮が認識一致[2017/12/10 16:05]

 北朝鮮を訪問した国連のフェルトマン事務次長が北朝鮮側と「世界で最も危険な緊張状態にある」という認識で一致していたことが明らかになりました。

 5日から平壌を訪問していた国連のフェルトマン事務次長は、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相などと会談し、安保理決議の履行と対話による外交的な解決の必要性を呼び掛けたということです。国連は、フェルトマン事務次長が朝鮮半島の情勢について「今、世界で最も危険な緊張状態にある」という認識で北朝鮮側と一致したと明らかにしました。フェルトマン事務次長は、衝突の危険を避けるための窓口を早急に作る必要性があると指摘していたということです。今回の訪朝では、金正恩委員長との会談は実現しなかったとみられています。

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