米FRBが半年ぶりに利上げ 経済の見通しを上方修正[2017/12/14 08:00]

 アメリカの金融政策を担うFRB(連邦準備制度理事会)は、政策金利を半年ぶりに引き上げました。

 FRBは13日、短期金利の指標となる政策金利を0.25%引き上げ、年1.25%から1.50%とすることを決めました。利上げは6月以来で、今年3回目となり、来年も3回程度の利上げをする見通しを維持しました。アメリカ経済については、「底堅いペースで成長を続けている」として来年の見通しを上方修正しました。来年2月に交代するイエレン議長はトランプ政権の大規模な減税案について、経済成長に一時的にプラスになるとしながらも政権側が主張する4%程度の高い成長の達成に疑問を呈しました。

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