アメリカ国務省高官は、北朝鮮に対して「制裁だけでなく、直接対話を行うべき」との考えを示しました。
アメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するジョセフ・ユン特別代表は、訪問先のタイで会見を開き、「北朝鮮とは直接対話をするべき」と話しました。ユン氏は、北部チェンマイで開催されている国際会議で北朝鮮関係者と接触するのではとの観測も流れましたが、「その予定はない」と否定しています。一方、チェンマイの会議に出席する予定だった北朝鮮からの代表4人は会議には一度も姿を見せることなく、帰国の途に就きました。空港では記者のレコーダーを取り上げたり怒鳴ったりするなど、メディアの取材に対して過敏になっていました。
広告