サウジアラビア首都の上空で王宮狙ったミサイル迎撃[2017/12/20 00:13]

 サウジアラビアの首都リヤドの上空で、イエメンの反体制派武装組織「フーシ派」が王宮を狙って発射したミサイルが迎撃されました。

 現地メディアによりますと、サウジアラビアの首都リヤドの上空で19日、イエメンのイスラム教「シーア派」で反体制派武装組織「フーシ派」が発射したミサイルがサウジ当局によって迎撃されました。被害は確認されていません。一方、フーシ派はサウジアラビアのサルマン国王らが会議を行っていたリヤドの王宮を狙い、ミサイルを発射したと発表しました。ミサイル発射を受けて、サウジ主導の連合軍はイエメンの首都サヌアにあるフーシ派の拠点を空爆しました。フーシ派は3日にもUAE(アラブ首長国連邦)で建設中の原子力発電所を狙ってミサイルを発射するなど、イエメンへの軍事介入を行うサウジアラビアなどへの攻撃を強めています。

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