北朝鮮「戦争行為」 新たな安保理制裁決議に反発[2017/12/24 17:31]

 北朝鮮への石油精製品の輸出制限などを盛り込んだ新たな制裁決議が国連安保理で採択されたことに対して、北朝鮮は「戦争行為」だと強く反発しました。

 朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮は制裁決議について「朝鮮半島の平和と安定を破壊する戦争行為で全面的に排撃する」との外務省スポークスマン談話を発表したということです。また、談話では「アメリカの敵視政策と核の威嚇を終わらせるために完成させた核兵器は、いかなる国際法にも抵触しない自衛的抑止力だ」と改めて主張しました。一方、金正恩委員長は党の末端組織の幹部を集めた大会で再び演説し、「アメリカとその追従勢力が我々の内部に不健全な思想毒素を広めるために手段を選んでいない」と強調しました。

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