北朝鮮が近く偵察衛星発射か 事実上の弾道ミサイル[2017/12/26 11:57]

 北朝鮮が近く、新型の人工衛星を打ち上げる計画を進めていることが分かりました。事実上の弾道ミサイル発射となり、偵察衛星として利用するものとみられます。

 韓国の中央日報は26日、政府当局者の話として、韓国軍などが北朝鮮の人工衛星打ち上げ計画の情報を入手したと伝えました。この人工衛星はカメラと通信設備など偵察衛星としても使用できる装備が搭載された新型で、移動式発射台の使用も検討中ということです。朝鮮労働党は機関紙で「平和的な宇宙開発は主権国家の合法的権利」と主張していて、事実上の大陸間弾道ミサイル発射を狙ったものとみられます。また、先月に訪朝したロシアの国会議員団は、北朝鮮側から「地球観測衛星と通信衛星の開発をほぼ完了した」と伝えられたと話しています。

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