“慰安婦合意” 韓国「意見十分に聞かず」と指摘[2017/12/27 17:14]

 「元慰安婦らの意見を十分、聞かなかった」との検証結果が出されました。

 2015年の慰安婦合意について韓国政府の特別チームは27日午後に検証結果をまとめ、「元慰安婦らの意見を十分、聴取しないまま韓国政府が合意をまとめた」と指摘しました。そのうえで、韓国大統領府が外務省との連携を欠いていたなどと、当時の朴槿恵(パク・クネ)政権の対応を厳しく批判しています。日本政府は、慰安婦問題が「最終的・不可逆的に解決済み」との立場ですが、韓国側が日本側の謝罪を求めようとして「不可逆的」という言葉を初めに使ったと主張しました。韓国政府は、この検証結果をもとに対応を検討します。
 日本政府の反応です。河野外務大臣は「韓国政府が合意を変更しようとするのであれば、断じて受け入れられない。合意を引き続き、着実に実施するよう強く求める」とコメントしました。

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