ロシア・サンクトペテルブルクで爆弾テロ 10人けが[2017/12/28 05:55]

 ロシア第2の都市のサンクトペテルブルクで爆弾テロがあり、少なくとも10人がけがをしました。

 27日にサンクトペテルブルクのスーパーマーケットで爆発があり、タス通信によりますと、10人が病院に搬送されました。いずれも命に別状はないということです。捜査当局は現場から殺傷能力を高めるために金属片が仕込まれた爆弾が見つかったとして、テロ事件と断定しています。
 現場に居合わせた女性:「女性は服が裂けて顔が血まみれで、男性は足を引きずって歩いていた。煙が充満していた」
 27日にサンクトペテルブルク出身のプーチン大統領が、来年の大統領選へ立候補したことへの抗議という見方も広がっています。サンクトペテルブルクでは、今年4月にも過激派組織「イスラム国」が関与したとされる地下鉄爆破テロが発生し、14人が死亡しました。

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