旧ソ連の技術を北朝鮮ミサイルに使用か 米紙が入手[2017/12/29 11:46]

 アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」は北朝鮮の弾道ミサイルについて、旧ソ連の技術が使われていることを示す新たな文書を入手したと報じました。

 27日付のワシントン・ポストによりますと、新たに入手した文書は旧ソビエト連邦時代に設立された「マキーエフ・ロケット研究所」のもので、入手の時期などは明らかにされていません。潜水艦発射弾道ミサイルなどの設計図も含まれていて、ソビエト連邦崩壊後にロシア人科学者らから北朝鮮に渡ったと報じています。北朝鮮が去年、発射した「火星10」や「北極星1」には、この研究所が開発した潜水艦発射弾道ミサイルと著しく似ている技術が一部に使われているということです。

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