まずは和やかにあいさつ 南北双方、意気込み交わす(2018/01/09 11:47)

 注目の韓国と北朝鮮による閣僚級会談が9日午前10時に始まりました。会談では北朝鮮の平昌(ピョンチャン)オリンピックへの参加問題が協議されるほか、韓国側は南北の緊張緩和に向けた会談の実施や朝鮮戦争での離散家族の再会についてなどを話したい考えです。一方、北朝鮮側は米韓合同軍事演習の中止を要求する可能性もあります。

 (高橋政光記者報告)
 板門店(パンムンジョム)から9キロ余りの統一大橋から先は一般の人が立ち入ることができません。2年ぶりの南北会談。まずは和やかな雰囲気で始まりました。会談は板門店の韓国側の施設の平和の家で行われています。午前11時すぎに全体会議が終わり、現在は首席代表らが話をしています。会談前にはお互い「お会いできてうれしいです」「明けましておめでとうございます」などとあいさつを交わしたということです。そして、会談冒頭に北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が「今年の冬は寒い。天気よりも南北関係は冷え込んでいる。南北対話と関係改善を望む国民の声が会談を実現させた。南北が真剣に取り組み、国民に新年のプレゼントをあげたい」と話したということです。一方、韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相は「南北の和解と平和は韓国の国民も望んでいる。久しぶりに再開した会談だ。急がずに一つひとつ解決して、国民に私もプレゼントを贈りたい」と応じたということです。会談では北朝鮮の平昌オリンピック参加が大きな問題ですが、これに加えて南北関係の改善に向けた協議も行われる見通しで、軍事的緊張の緩和にもつなげられるかが焦点です。

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