北朝鮮で「核実験の坑道掘削進む」 衛星画像を公開[2018/01/12 11:49]

 アメリカの研究チームが、北朝鮮の核実験場で地下のトンネルを掘る作業が進んでいることを示す衛星画像を公開し、「将来的な核実験に備える動きだ」と分析しました。

 研究チーム「38ノース」によりますと、作業が活発になっているのは北朝鮮・北東部の豊渓里(プンゲリ)にある地下核実験場の西側の坑道の周辺だということです。先月2日と28日の画像を比べると、運び出されたとみられる土砂が積まれている範囲が広がり、土砂を運び出す荷車や人の姿も確認されました。研究チームは「将来の核実験に備え、実験場を維持しようとしている」と分析しています。一方、アメリカ国防総省はグアムの空軍基地にB2戦略爆撃機3機を配備したと明らかにしました。この爆撃機には、核兵器や地下施設攻撃用の爆弾を搭載することができます。

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