戦闘継続に非難の声も ロヒンギャの村は今…[2018/01/13 10:05]

 ミャンマーのラカイン州にある村では、約4000人のロヒンギャが暮らしています。ミャンマーの治安部隊による焼き討ちの被害には遭っていませんが、移動の自由が認められず、市街地に行けない状況が続いています。去年8月以降、バングラデシュに避難したロヒンギャは、国連の推定で65万人を超えました。今月中にも帰還が始まる見通しのなか、ロヒンギャの武装組織はミャンマー軍との戦闘を続けると宣言していて、平和を望む村人からは反対の声が上がっています。
 ロヒンギャの男性:「戦闘行為は許されるものではなく、問題を大きくしている。私は民族に関係なく家族のように暮らせることを望んでいる」
 事態の打開に向けて、まずは帰還の着実な実行が求められています。

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