正恩氏肝煎りスキー場で合同練習も 韓国では賛否[2018/01/18 11:46]

 平昌(ピョンチャン)オリンピックへの北朝鮮代表団参加を巡り、金正恩委員長肝煎り(きもいり)のスキー場で南北の合同練習が決まったことについて、韓国では「北朝鮮の体制の宣伝になる」と懸念も出ています。

 韓国と北朝鮮は17日、板門店(パンムンジョム)で次官級協議を開き、開会式での合同入場やアイスホッケー女子の合同チーム結成で合意しました。また、金委員長が建設を指示した北朝鮮の馬息嶺(マシンニョン)スキー場で南北の選手が合同練習をすることも決まりましたが、韓国では「スポーツ交流の再開」と歓迎する声の一方で、「北朝鮮の体制の宣伝になる」との懸念が出ています。北朝鮮代表団は500人規模になる見通しで、南北の先発隊が来週、それぞれ現地を視察します。

こちらも読まれています