フェイクニュース大賞は「NYタイムズ」 トランプ氏[2018/01/18 11:51]

 アメリカのトランプ大統領は一部の報道を偽ニュースとする「フェイクニュース大賞」を発表し、ニューヨーク・タイムズの記事などを選びました。

 トランプ大統領は17日、インターネット上でフェイクニュース大賞を発表しました。まず、ニューヨーク・タイムズに掲載されたノーベル賞経済学者のクルーグマン教授がトランプ政権では「決して市場は回復しない」とした記事を取り上げました。トランプ大統領は200万人もの雇用を生んでいると主張しました。他にロシア疑惑を巡り、複数のメディアが誤報したとする記事を指摘しました。さらに、初来日した際に「安倍総理大臣とともに池のコイに餌(えさ)をあげすぎだ」と誤って報じられたと主張しました。トランプ大統領は自らに批判的な報道もフェイクニュースとすることがあり、今回の発表は報道機関に圧力を掛ける狙いがあるとみられます。

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