IOC交え平昌五輪4者会談 北朝鮮参加の詳細協議[2018/01/20 17:38]

 韓国と北朝鮮、IOC(国際オリンピック委員会)、さらに大会組織委員会の4者会談が始まった模様です。スイスのIOC本部前から報告です。

 (工藤亮介記者報告)
 IOC本部に到着した北朝鮮の代表団は、記者団の質問には応じませんでしたが、一様に和やかな表情で会場に入りました。会談はIOCのバッハ会長が主催する形で、北朝鮮からは金日国(キム・イルグク)体育相や張雄(チャン・ウン)IOC委員などが参加し、韓国からも閣僚や平昌(ピョンチャン)オリンピックの組織委員会のトップらが参加しています。バッハ会長は報道陣に「建設的な議論ができるのを楽しみにしている」とコメントしました。韓国の連合ニュースによりますと、南北間ですでに、フィギュアスケートやアルペンスキーなど4つの競技での北朝鮮の選手派遣に合意しています。また、アイスホッケー女子での合同チームの結成や開会式の合同行進も計画されています。20日の会議では、IOCがこういった合意内容や特例ともいえる参加選手の数をどこまで認めるのかが焦点になります。会議は早ければ数時間で終わるとされています。その後、IOCでは北朝鮮4者そろって会見に臨む予定になっています。

こちらも読まれています