特定失踪者家族会 北朝鮮への捜査求める申し立て[2018/01/25 05:57]

 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者の家族らが日本に帰国させないのは「人道に対する罪」だとして、ICC(国際刑事裁判所)に北朝鮮への捜査を求める申し立てを行いました。

 オランダ・ハーグのICCを訪れた家族らは約30分の面会で、日本人拉致被害者を帰国させないのは国際法上の「人道に対する罪」だなどとして、北朝鮮の金正恩委員長を拉致の責任者として捜査するよう求める申立書を提出しました。他にも特定失踪者約550人のリストも提出し、家族の思いを伝えました。
 特定失踪者家族会・竹下珠路事務局長:「命を削りながら向こうで待ってる人たちの生きている間に、命のある間に取り返してほしい」
 ICC側は今後、申し立て内容を精査して捜査に着手できるか判断するということです。

こちらも読まれています