NYダウ急落 パニック売りも 下げ幅一時1500ドル超[2018/02/06 05:50]

 週明け、ニューヨークの株式市場は世界的な株安などを受けて一時、1500ドル以上の大暴落となりました。ニューヨークから報告です。

 (新谷時子記者報告)
 一日で1500ドル以上の下げ幅はダウ平均株価では史上最大で、マーケットでは一時、パニックのような投げ売りが相次ぎました。午後3時50分現在、ダウ平均株価は先週末に比べて1011ドル安の2万4059ドルとなっています。世界的な株安や長期金利上昇への警戒感から、午後に入ると売りが売りを呼び、先週末からの下落幅は一時、1597ドルに上りました。先週末から大幅下落が続いています。こうしたなか、アメリカの金融政策を担うFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル新議長が宣誓式を行い、「経済成長の継続や健全な労働市場などに努める」と強調しました。しかし、このマーケットの混乱で金融政策のかじ取りは厳しいものとなりそうです。

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