北朝鮮 軍事パレードでICBM「火星15」を公開[2018/02/09 05:57]

 北朝鮮は朝鮮人民軍創建70年の記念日となる8日、軍事パレードを実施しました。金正恩委員長も出席し、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」などを披露しました。

 朝鮮中央テレビは8日、平壌の金日成広場で行われた軍事パレードを録画放送しました。平昌(ピョンチャン)オリンピック開幕前日ということもあり、生放送はせず、韓国に一定の配慮をしたとみられます。パレードには、去年11月に発射実験を行ったICBM「火星15」が初めて登場しました。
 金正恩委員長:「アメリカとその追従勢力が朝鮮半島周辺で騒いでいるので、戦いの準備に拍車をかけなければならない」
 李雪主(リ・ソルジュ)夫人とともに姿を現した金正恩委員長はこう述べ、アメリカとの対決姿勢をあらわにしました。北朝鮮の軍事パレードは去年4月以来で、今回は前回より登場した兵器は少なく、規模が縮小されました。

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