ロヒンギャ迫害問題 ロイター“虐殺の写真”報道[2018/02/09 21:32]

 ミャンマーのイスラム系少数派「ロヒンギャ」の迫害を巡る問題で、ロイター通信は治安部隊などによる住民10人の殺害前後とする写真を報道しました。

 写真には、ロヒンギャとみられる男性10人が両手を頭の後ろに組み、正座をさせられている様子や穴の中で血を流して折り重なって倒れている殺害直後とみられる様子が写されています。去年9月に西部ラカイン州で撮影されたものとしていて、ミャンマー国軍は先月、同じ9月に武装集団のメンバー10人を治安部隊が殺害したと発表していました。ロイター通信は村人の証言として、10人は武装集団ではなく漁師などの住民で10代の学生2人が含まれていたと報じています。ロイター通信では、ミャンマー人の記者2人が12月に逮捕されていて、ロイター通信は2人はこの事件を取材中だったとしています。

こちらも読まれています