正恩氏のメッセージは…文大統領が与正氏らと会談(2018/02/10 11:45)

 平昌(ピョンチャン)オリンピックの開会式から一夜明け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日午前から北朝鮮の金正恩委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏らを大統領府に招いて会談しています。ソウルから報告です。

 (高橋政光記者報告)
 北朝鮮で3代にわたってトップに君臨する金一族が韓国大統領府を訪れるのはこれが初めてです。文大統領と与正氏ら北朝鮮高官代表団は午前11時から会談していて、まもなく昼食をともにするとみられます。与正氏は急速に昇進を重ね、事実上のナンバー2として正恩氏のメッセージを伝えるものとみられます。アメリカのCNNは、与正氏が文大統領に対して平壌訪問を要請する可能性が高いと報じました。南北首脳会談も視野に、関係改善に向けてどこまで突っ込んだ話をできるかが焦点です。日本やアメリカが北朝鮮のほほえみ外交に警戒するなか、当面、南北の接近は進みそうです。
 (Q.韓国は北朝鮮の言いなりになっているようにも見えるが、韓国国民はどう受け止めているのか?)
 南北の融和を評価する人が多い一方、北朝鮮代表団の行く先々では抗議デモが行われるなど、批判の声も少なくありません。オリンピックを口実に制裁解除を図る北朝鮮を韓国が手助けしているとの報道もあります。また、韓国は9日の晩餐(ばんさん)会でアメリカのペンス副大統領と北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)氏を同じテーブルにしたものの、2人は接触せず、不発に終わりました。南北対話から何とか米朝対話につなげたい韓国ですが、課題は多く、“朝鮮半島の春”は遠そうです。

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