与正氏が“最強のカード”文大統領に早期の訪朝要請(2018/02/10 16:40)

 オリンピック開幕直後のこのタイミングで金正恩委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に訪朝を求めた狙いは一体、何なのでしょうか。

 (森林華子記者報告)
 北朝鮮ペースでこれまで進んできた南北の対話ですが、ここにきて北朝鮮は最強のカードを切りました。金委員長の特使として金与正(キム・ヨジョン)氏は会談に親書である青色のファイルを携えて入り、テーブルに両手で大事そうに置きました。会談では、南北関係の改善の意志を盛り込んだその親書を文大統領に手渡し、早期の訪朝を金委員長のメッセージとして伝えたということです。北朝鮮は、平昌(ピョンチャン)オリンピックの後も韓国との関係改善を本気で進め、軍事的緊張を緩和させたい思惑です。それに対し、これまで北朝鮮との対話路線を掲げてきた文大統領ですが、「アメリカと北朝鮮の対話も重要だ」と述べ、現段階では訪朝に応じる意思を明確にしていません。というのは、北朝鮮の核・ミサイル問題が解決するまでは南北首脳会談は早いというのが本音です。韓国政府としては北朝鮮とアメリカの板挟みになり、難しい対応が迫られることになります。

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