金総書記の生誕76周年 正恩氏が遺体安置の宮殿参拝[2018/02/16 10:30]

 北朝鮮の金正恩委員長は、父の金正日総書記の誕生76周年にあたる16日、遺体が安置されている宮殿を参拝しました。

 16日付の労働新聞は、金正恩委員長が午前0時、朝鮮労働党幹部とともに平壌の錦繍(クムス)山太陽宮殿を訪れた写真を掲載し、大きく報じました。北朝鮮では平壌など各地で、故金正日総書記の誕生日を祝う行事が開かれています。一方、15日に開催された記念大会では、崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長が「自衛的な核抑止力をさらに固め、威力ある先端武力装備をさらに多く開発、生産すべきだ」と述べ、核・ミサイル開発の継続を強調しました。韓国との関係改善やアメリカについては触れませんでした。

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