銅メダリスト禁止薬物使用か ロシア個人資格選手[2018/02/19 05:53]

 平昌(ピョンチャン)オリンピックのカーリング混合ダブルスにロシアから個人資格で参加し、銅メダルを獲得した選手に、禁止薬物使用の疑いがあると複数のメディアが報じました。

 ロイター通信などによりますと、ドーピング検査で陽性反応が出たのはカーリング混合ダブルスにロシアから個人資格で参加したアレクサンドル・クルシェルニツキー選手です。検体から、禁止薬物のメルドニウムが検出されたということです。ロシア・カーリング連盟の会長はタス通信の取材に対し、「選手はメルドニウムを摂取したことを否定している」とコメントしています。IOC(国際オリンピック委員会)は今のところ見解を示していませんが、最終的な検査結果が19日にも出る見通しです。クルシェルニツキー選手は夫婦で出場し、13日の3位決定戦ではノルウェーを下して銅メダルを獲得しました。

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