シリア停戦求める安保理決議 500人超死亡[2018/02/25 06:23]

 国連の安全保障理事会は、内戦が激化するシリアで30日間の停戦を求める決議を全会一致で採択しました。

 決議は人道支援や負傷者の退避を進めるため、シリアの勢力に対して少なくとも30日間、停戦するよう求めています。当初、採択から72時間後に停戦を開始することなどにロシアが反発したため、時期などを曖昧(あいまい)にして採択されました。シリアの首都ダマスカスの郊外ではアサド政権軍による空爆が18日から続き、約120人の子どもを含む500人以上が死亡したということです。

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