北京で再び大気汚染警報発令 「気象条件が原因」[2018/03/13 23:45]

 深刻な大気汚染への対策を進めている中国の北京で、再び警報が発令されました。

 北京では13日、PM2.5の値が一時、1立方メートルあたり300マイクログラムを超すなど、日本で外出を控えるよう呼び掛ける数値の4倍を超えています。今回の大気汚染の悪化について、当局は「気象条件が原因」としていて、上から2番目の警報を出して古い車の通行などを規制しています。北京では、劣悪な石炭を使った暖房を禁止するなどの環境対策を徹底したことに加え、去年は気象条件が有利に働いたこともあり、当局は1年間でPM2.5の濃度が20%余り改善したと発表していました。

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