大接戦のペンシルベニア州補選 民主党「勝利宣言」[2018/03/14 17:01]

 アメリカで11月に行われる中間選挙の前哨戦とされる東部・ペンシルベニア州の下院の補欠選挙が行われ、民主党候補が勝利宣言を行いました。

 13日に投開票が行われた今回の補欠選挙では、民主党の元検察官のラム候補(33)と共和党の州議会議員のサッコーン候補(60)の争いとなっていました。開票の結果は大接戦となっていましたが、ラム候補の得票がわずかに上回ったとの暫定の集計結果を受けて、ラム候補が勝利宣言を行いました。ただ、不在者投票などの集計が残っていて、当選者は確定していません。ラム候補が勝利すれば、この選挙区では15年ぶりに民主党が議席を奪う形となります。この選挙に先立って、トランプ大統領は輸入される鉄鋼やアルミに関税をかける政策を前倒しで発表し、週末も応援演説に入るなど、中間選挙の前哨戦として重要視していました。

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