プーチン氏のシェフも…米大統領選介でロシア制裁[2018/03/16 11:50]

 アメリカのトランプ政権はロシアがおととしの大統領選挙に介入したなどとして、プーチン大統領と近い実業家を含む19人と5つの団体を新たな制裁対象にしました。

 アメリカ財務省が発表した制裁対象には「プーチン大統領のシェフ」と呼ばれ、高級レストランの経営などを行う実業家のプリゴジン被告も含まれます。プリゴジン被告はソーシャルメディアによるアメリカ大統領選挙への介入を支援したとして先月、起訴されました。トランプ政権が大統領選挙への介入に絡んでロシアに制裁を科すのは初めてです。これによってアメリカ国内の資産が凍結され、アメリカ企業との取引が禁止されます。今回の制裁は、トランプ大統領がロシアに厳しい姿勢を取っていないという国内の批判をかわす狙いがあるとみられます。

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