原子力空母「カール・ビンソン」 報道陣に公開[2018/03/18 06:22]

 沖縄県の南東の海で、アメリカの原子力空母「カール・ビンソン」が報道陣に公開されました。自衛隊との合同訓練に合わせた公開には、海洋進出を進める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

 今年1月にアメリカ西部の基地を出航したカール・ビンソンと駆逐艦などの船団は、フィリピン、ベトナムなどに寄港し、現在は沖縄県の南東の海上に位置しています。今月11日からは海上自衛隊の護衛艦「いせ」との合同訓練が始まっていて、並走して日米の旗を掲げる場面などが公開されました。カール・ビンソンは去年、米韓合同軍事演習に参加しましたが、今年について船団の司令官は「将来の演習の予定については話さない」と明言を避けています。

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