ウーバー自動運転車が女性はねる 歩行者死亡初めて[2018/03/20 10:32]

 アメリカ・アリゾナ州で自動運転の車が試験走行中に歩行者をはね、歩行者は死亡しました。自動運転による歩行者の死亡事故は初めてです。

 アリゾナ州テンピで18日夜、配車サービスを展開するウーバー・テクノロジーズの自動運転車が一般道を走行中に歩行者の女性をはね、女性は死亡しました。車の運転席には安全確保のために人が乗っていたということです。女性は道路の横断歩道がない所を渡ろうとしていました。ウーバーは「犠牲者の家族におわびします」とのコメントを出し、試験走行をすべて中断する方針です。アメリカの国家運輸安全委員会は事故現場に入り、調査を始めました。IT企業や自動車メーカーを中心に自動運転の開発競争が激しくなっていますが、安全性の確保が改めて問われそうです。

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