「北は米国と対話できずいら立ち」“仲介役”議員[2018/03/21 11:47]

 今回の非公式協議を巡り、北朝鮮と各国との仲介役を果たしてきたフィンランドの国会議員は「北朝鮮はこれまでアメリカとの直接対話が実現してこなかったことにいら立っていた」と明かしました。

 フィンランド、ペッカ・ハービスト議員:「北朝鮮側の要望は米国との接触や対話をすることだった。米国との直接対話が実現してこなかったことに(北朝鮮側は)いら立っていた」
 ANNの単独インタビューに応じたハービスト議員はこれまで度々、アメリカと北朝鮮の非公式協議などに出席してきました。去年、北朝鮮の高官と接触した際には南北の統一問題にも話が及んだということです。
 フィンランド、ペッカ・ハービスト議員:「北朝鮮を巡る現在の問題について深く議論した。朝鮮半島の安全保障をどう見ているのか、どのように南北統一を実現するかです」
 ハービスト議員によりますと、今回も当初は非核化などがテーマでしたが、焦点がアメリカと北朝鮮の首脳会談に移ったことで対話が大きく進展する可能性があるということです。

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